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Interview

IT Project Manager

ワークライフバランスと、 海外への挑戦。 SIBだからできる両立。

profile:

AYAKA MIMORI

IT Project Manager

IT本部

  • 経歴
    2018年〜2021年:ITコンサルタント
    2022年〜:資生堂インタラクティブビューティー株式会社
  • 経験・スキル
    • 基幹システム(SAP)の導入支援・運用保守
    • 新卒研修の企画・運営およびBIツール(Power BI)によるタレントデータの可視化
    • 【保有資格】SAP Certified Application Associate – SAP S/4HANA Sourcing and Procurement
  • 志望動機
    前職でのIT経験や語学経験を活かせることはもちろん、ワークライフバランスを優先できる企業であるかどうかが非常に大切でした。結婚によって、出産と育児を視野に入れはじめたことが転職のきっかけでもあったからです。資生堂はもともと女性比率が高く、仕事とライフイベントとの両立に理解があると聞いていました。SIBでも同じ制度と環境が用意されていることを確かめ、入社を決めました。
IT ProjectManager
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——業務上、海外とのコミュニケーションがかなり多いそうですね。

そうですね。私自身も期待していたことですが、資生堂のあらゆるリージョンとつながりができます。私にとってのメイン業務といえる販売管理システム(B-NASS+・B-NASS+Global)では、各リージョンからのデータ収集にまつわるやりとりなどを行なっています。基盤のリプレイスに際しては、20拠点あまりとの調整に携わりました。また、基幹システムのグローバルな統合プロジェクト「FOCUS」では、資生堂ジャパンが必要とする機能を世界に伝えつつ、実装に向けた交渉に臨んでいます。前職ではオフショア開発に関わっていたので、海外とのコミュニケーション自体は初めてではありません。けれど資生堂の場合、関与する人と国が多く、時差もあれば、仕事のスタンスにも時には差がある。想像以上にチャレンジングでしたが、だからこそ、壁を超えた時の達成感も大きい。販売管理システムにしても「FOCUS」にしても、ITを通じて経営判断に貢献できますから、そのことも手応えにつながっていると思います。

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——前職での経験は、どんな部分に生きていますか。

前職ではITコンサルタントとして、クライアントを支援するベンダー側に立っていました。いまはベンダーと協業する事業会社の立場ですが、双方の役割を理解していることで、スムーズなコミュニケーションが取れているのかなと思います。一方で、プロジェクトマネジメントを行なうのはSIBが初めて。試行錯誤を繰り返しながら、ようやく慣れてきたかな……という面もあります。プロジェクト全体を俯瞰して動かす視野や実行力はもちろん、「英語でどうアイスブレイクするか」といった些細に感じられるスキルもじつは重要なのだと学びましたし、それらを高められるような仕事も任されています。また、経験とは違うのですが、ビューティーにはずっと前から興味がありました。その裏側を見られる喜びも味わえていますね(笑)。

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——まもなく産休に入るそうですが、ワークライフバランスに関する満足度はいかがですか。

想像していた以上にすばらしかったです。じつは妊娠初期のころ、悪阻が重くて2か月の休みを取ることになりました。私が中心となって進めていた仕事もいくつかあったのですが、上司が常に情報を把握してくれていたおかげですんなり引き継ぐことができ、すぐに休みに入れました。ワークライフバランスを重視して転職活動していたこともあり、「SIBに入ってよかった」と、心から思えた出来事です。産休についても、上司と1on1で話す機会を利用しながら、復帰後のビジョンまで含めて話し合っています。女性比率の多い会社だからできる配慮と、挑戦を後押しする風土。それが理想的な形で噛み合っていると思います。

——これから実現したいことを教えてください。

上司には、産休・育休からの復帰後には海外に駐在したいと伝えています。実際に駐在を経験したメンバーもいて、私自身も「ぜひ行ってきてください」と上司に背中を押されました。先ほど挙げたように、私は現在、グローバルに基幹システムを統合する「FOCUS」プロジェクトに関わっています。その構築が近いうちに実現するはずですが、成し遂げたあとには、海外リージョンの担当者として活躍できたらと考えています。海外リージョンが抱える課題を理解し、ITの力で解決を後押しする——そんな、グローバルカンパニーだから可能な業務に就けたらうれしいですね。※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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