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Expectations

本部長が語る、採用への期待

IT本部編

Vice President, Head of IT division

Yohei Akioka

About
"IT Division"

資生堂は中期経営戦略において「Global No.1 Data-Driven Personal Skin Beauty & Wellness Company」というDXビジョンを打ち出しています。資生堂インタラクティブビューティーの存在意義とは、その実現をリードしていくこと。そのなかで、IT本部の活動には大きく3つの柱があります。

1つ目は、「基幹システムのグローバル標準化」。全社の業務システムを統合する、世界共通のITプラットフォーム「FOCUS(First One Connected and Unified Shiseido)」の導入です。導入することで、業務プロセスの最適化や標準化を実現させることができ、ひいては、コスト削減も可能にできると考えています。2つ目が、「データを利活用するための基盤の整備」です。先に挙げたDXビジョンには「Data-Driven」と明確に打ち出されていましたが、資生堂のデータはまだ、事業や拠点によって分断されているのが多い状況です。それらを集約するプラットフォームを整備し、利活用に向けた体制を整えることが期待されています。

そして、3本目の柱が、急速に存在感を増しつつある「業務の効率化」です。国内では圧倒的な存在感を持つ資生堂ですが、その競争力をグローバルに判断すれば、まだまだ解決すべき課題があります。その手段の一つとして、たとえばAIやRPAを活用して、生産性の向上を図れないか、コストを削減できないか、など模索しています。ニーズに応じたツールの整備などはもちろんですが、私たちIT本部側からソリューションを見出し、提案していく動きも増やしていきたいと考えています。

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What's
FULFILLING

世の中にテクノロジーカンパニーは数多く存在します。しかし、日本を代表するほどの企業をトランスフォームし、世の中に新しい価値を届けていく——そこまでの影響を及ぼせる会社は極めて限られている。資生堂インタラクティブビューティーは、その貴重な1社だと思います。

もちろん、そのスケールやグローバリティゆえに、プロジェクトの難易度が上がるという側面はあります。しかし、それを乗り越えていくための成長環境も整っている。資生堂インタラクティブビューティーがアクセンチュアとの合弁によって設立された理由のひとつは「人材育成」です。アクセンチュアのノウハウを最大限に活かし、テクノロジー関連のスキルはもちろん、プレゼンテーションなどのビジネス系ナレッジも体系的に身につけられる機会を設けています。さらに、たとえば「AWSやAzureを学びたい」といった細分化されたニーズにも、外部研修を絡めながら応えていけるような体制を整備中です。

そして、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間がいます。資生堂プロパーの社員はもちろん、アクセンチュア出身者、そして全体の3分の1を占めるキャリア入社者。一見すると混沌としていますが、それぞれの価値観と経験を交差させながら高め合う、刺激に満ちた環境です。自分のキャパシティを広げ、アウトプットを進化させたい——そうお考えの方には、ぜひおすすめしたいと思います。

BE THE
BEST FIT

キーワードが2つあります。1つは「チャレンジ」。資生堂が掲げる「Global No.1 Data-Driven Personal Skin Beauty & Wellness Company」というDXビジョンは、これまでと同じレールを歩いていても到達できません。資生堂らしさをしっかりと踏まえつつ、サービスや収益を新しい次元へ引き上げるような変革に挑まなければならない。資生堂インタラクティブビューティーのメンバーも、チャレンジの姿勢が問われることでしょう。弛むことなく、研鑽を積みながら、正解のない問いに挑みたい人には抜群の舞台だと思います。

もう1つは「チームワーク」。私たちが携わるプロジェクトは、事業側と開発側、リージョンとグローバルなど、多くの関係者によって成り立っています。立場や考えの違いをコミュニケーションによって乗り越え、最適解を模索しながらプロジェクトを成功に導く。そんなスキルも、非常に重要だと考えています。

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Message

刺激的な環境でアドレナリンが出る

私自身もキャリア入社組です。2022年に転職してきて驚かされたのは、資生堂の社員がとても優秀なことでした。これまでに国内外の大手企業をいくつも経験してきましたが、率直に言って群を抜いています。大手かつグローバル。だからこそ、経験できることが多い。それはもちろんなのですが、他社と大きく異なるのは裁量と責任の大きさです。たとえば、一般的にみて「部長」は中間管理職です。ところが資生堂では、事業ひとつの責任を丸ごと背負っていることもある。これは鍛えられて当然です。

資生堂インタラクティブビューティーに入社することは、こんなにも優秀な社員たちと仕事をともにするということです。その視点や思考に触れ、気づかされること、学べることも多いでしょう。彼らと仕事を重ねるうちに、いつしか自分まで、大いに成長していく。先にご紹介した人材育成のシステムと合わせ、その気になりさえすれば、どこまでも成長できる環境だと心から思います。

これから入社する方には、この環境を最大限に活用し、資生堂から頼られる存在になっていただきたいと思います。資生堂の事業側にはきっと、「こんなことができないか」というアイデアがいくつも生まれています。けれど、実現の方法が見えていないのかもしれない。そんな時、相談相手として最初に浮かぶ存在に、私たちはなりたいのです。組織としての成長も実績も、まだまだ必要です。あなたの力も借りながら、それを叶えたいと思います。

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Profile:

YOHEI AKIOKA

デル、アスクルの情報システム責任者、人事担当責任者等を経て、2022年1月に入社。IT副本部長として、M&A案件、基幹システム刷新プロジェクトに携わる。2024年1月より現職。