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Interview

DATA ENGINEER

人の幸せに どこまでも寄り添う、 新しい「鍵」を。

profile:

KUMI MAYUYAMA

DATA ENGINEER

DX本部

  • 経歴
    ~2021年:国内大手システムインテグレーター
    2022年〜:資生堂インタラクティブビューティー株式会社
  • 経験・スキル
    • プロジェクトマネジメント
    • システム開発
    • システム運用保守
    • データ分析(Treasure Data、Tableau、Google Analytics、Redshiftなど)
    • データ分析基盤構築
  • 志望動機
    前職では、法人クライアントを対象としたシステム開発やデータ分析に携わってきました。次は自分も事業側に回ってビジネスの知見を深め、デジタルとの両輪によって新しい価値を生み出したい——そう思ったのが転職のきっかけです。お客さまを幸せにする商品やサービスを持っているのが事業会社のよさですが、特に化粧品はその性格が強く、中でも資生堂にはたくさんのブランドがあり、国内外にお客さまがいらっしゃいます。より多くのお客さまの幸せに役立てる舞台として、とても魅力的に映りました。
DATAENGINEER
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——現在、携わっている業務を教えてください。

私が入社した2022年、資生堂は新たなメンバーシップサービスである「Beauty Key」をスタートしました。それまでは販売チャネルやブランドによって分かれていたメンバーIDを一本化。お客さまにとっての利便性が上がることはもちろん、サービス開発の可能性も広がります。たとえば、これまではお客さまのパーソナライズがブランド別に行われていましたが、横断的なデータの収集と分析ができるようになる。つまり、一人ひとりの肌にさらに寄り添うサービスに繋げられるかもしれない。資生堂としても大きな期待がかかる「Beauty Key」の保守と開発は、私が携わっている業務の一つです。そのほかには、オンラインカウンセリングツールの導入サポートや、データ分析基盤の活用に向けた体制構築なども手がけています。

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——多くのプロジェクトに参加していますが、前職までのどんな経験が活きていますか?

あらゆる業務に活かせているものといえば、QCDを意識したプロジェクトマネジメント力でしょうか。SIBのプロジェクトは、社内外にたくさんのステークホルダーがいます。たとえばいま、百貨店で使用するオンラインカウンセリングツールのリプレイスが進行中ですが、百貨店本部、システム担当者、資生堂側の営業、ツールベンダーなど、さまざまな関係者の間に立たなければならない。それぞれの意見を重ね合わせ、全員が同じゴールに向かって走れる状態をつくる。そのうえで、プロジェクトマネジメントの力は欠かせません。また、私が持つ専門性のひとつひとつも、要所でしっかり役に立っていると思います。システムにしてもデータにしても、SIBはまだまだ発展途上。だからこそ、私のようなキャリア入社者のスキルや“勘所”が活きる場面も多いと実感しています。

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——SIBの組織や環境には、どんな魅力を感じていますか。

ほどよいサイズの組織の中に、専門領域の異なるメンバーがそろっているのは刺激的ですね。各部門からスペシャリストが集まり、積極的に意見を交わしながら、ひとつのチームとしてプロジェクトを推進できる。プロジェクトごとに組む相手が変わるので、顔見知りになりやすく、気軽に頼れるメンバーがどんどん増えていきます。また、前職では同じ専門性を備えたメンバーと切磋琢磨しながら業務を進めることが多かったのですが、SIBでは、専門領域が異なるメンバーから新たな視点を得られることは魅力に感じています。私自身の学びについていえば、デジタルについての最新情報がグローバルに共有されるのがうれしいですね。最先端のツールを知り、導入していくといった動きがしやすい。知識を絶えずアップデートしながら、成長できる環境です。

——これから実現したいことを教えてください。

資生堂がめざす姿のひとつに「Global No.1 Data Driven Skin Beauty Company」への変革があります。「Beauty Key」が実現したID統合をはじめ、資生堂には有用なデータが膨大に集まる環境がありますが、その活用はまだまだこれから。分析基盤の整備はもちろん、「どんなデータを、どう活用すれば新しいお客さまのインサイトが見つかるのか」「これまでにない、特別な体験の創造につながるのか」——そんな発信を積極的に行い、お客さまが資生堂に向き合う時間を、さらにすばらしいものにしていきたいと考えています。※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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