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Interview

Infrastructure Engineer

企画から運用まで一気通貫。 スマートな次世代ネットワークを追求。

profile:

Takahiro Tanohata

Infrastructure Engineer

IT本部

  • 経歴
    2009年〜2012年:総合不動産会社
    2012年~2018年:大手コンサルティング会社
    2018年〜2021年:株式会社資生堂
    2021年〜:資生堂インタラクティブビューティー株式会社
  • 経験・スキル
    • 大規模ネットワーク更改/最適化の設計・PMO、パブリッククラウド利活用推進
    • 宅地建物取引士、簿記2級、ITILファンデーション、情報処理安全確保支援士
  • 志望動機
    コンサル会社所属時代に、資生堂のクラウド導入やデータセンター移転等の支援を行ってきました。そこで多くの資生堂社員と関わるうちに、過去の失敗に囚われることなく前に進もうとする姿勢や、コミュニケーションの丁寧さ、やわらかさに惹かれました。
InfrastructureEngineer
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——所属部署と、ご自身の役割を教えてください。

私が所属するインフラコミュニケーショングループは、サーバ、ネットワーク、端末、コミュニケーションツール、認証全般を扱うチームです。その中で、私が主に担当しているのはネットワーク領域です。資生堂の全事業所におけるネットワークの管理・運用を見る一方で、次世代ネットワークの企画検討をはじめとする複数のプロジェクトをマネジメントしています。資生堂がデジタルに積極的な投資を行う企業であることは入社前から認識していましたし、だからこそ多くのプロジェクトに関われるのではないかと期待もしていましたが、実態は想像以上。いくつものプロジェクトに、意思決定の主体として関われることにやりがいを感じています。困難な局面で、事態を好転させる鮮やかな意思決定ができた時には達成感を感じますね。

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——たとえば、どのようなプロジェクトがあるのでしょうか。

コロナ禍を経た、資生堂での働き方の変化への対応もその一つです。これまでは働く場所といえばオフィスだけでしたから、オフィスに限定して確固たるインフラを整えればそれで充分でした。しかし今では、自宅やサテライトオフィスなど、働く場所の選択肢が大きく広がっています。じつは私も、ほぼ毎日がリモートワーク。出社は月に1度程度です。誰が、どこにいたとしても、気持ちよく働いてもらうためのインフラを整えていく。これは今の資生堂にとって非常に重要なテーマです。また、工場を新たに建設する際には計画の初期段階から加わって、インフラ構築に携わっています。ほかにも大小合わせてさまざまなプロジェクトが舞い込みますが、パートナーと二人三脚で推進しています。

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——プロジェクトの進め方や関わり方において、特徴的だと感じる部分はありますか。

企画・実装・運用のすべてに、一気通貫で関わることができる点ですね。私の知る限り、他社にはあまり例がないと思います。だからこそ、自分があるべきだと考えるスマートなネットワークを追求しやすい。運用で詰まったら、企画まで遡って問題点を修正することもできる。言ってみれば、PDCAサイクルを自分の中で実行していけるようなものですから、PDCAを超高速で回しながら理想に近づいていけるのです。自然と裁量も大きくなり、広くさまざまな技術に関わることも、特定の分野を深めに掘ることもできます。これまで私は、技術を「深めるため」と「広げるため」に何度か転職してきましたが、今はその両方を実現できる場所にいると感じています。

——資生堂社員の人柄に惹かれて入社したそうですが、入社後はどうでしたか。

まったくギャップはありませんでした。資生堂インタラクティブビューティーはもちろん、仕事で関わる資生堂の各事業部も、なんて良い人ばかりなのだろうと。問題が持ち上がったとしても、失敗を追い続けるのではなく「前に進めるためにはどうすべきか」という思考ですし、足を引っ張り合うようなこともありません。親切で、コミュニケーションも非常に丁寧で、私のほうが「もっと気を配らないと」と反省することも。今の仕事には非常に満足していますが、やはり人間関係の良さが大きいと思います。※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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