Expectations
本部長が語る、採用への期待
DX本部編
Vice President Head of DX division
About
"DX Division"
DX本部とは?
資生堂には、大切なビジョンがあります。2030年までに「PERSONAL BEAUTY WELLNESS COMPANY」になること——お客様の生涯を通じて、一人ひとりの自分らしい健康美を実現できる企業になることを目指しています。この変革を牽引するために、DX領域においては「Global No.1 Data-Driven Personal Skin Beauty & Wellness Company」というデジタルビジョンが掲げられました。DX本部は、まさにこのビジョンを具現化するための存在です。資生堂のお客様に向けて、そして、資生堂で働く社員に向けて、デジタルを駆使した体験や働き方の進化をもたらすことをミッションとしています。
たとえば、お客様向けのメンバーシップサービスであり、アプリというタッチポイントでもある「Beauty Key」を通じて、お客様と資生堂とのコミュニケーション濃度を上げていくこと。デジタル上を中心に活躍する美容部員「オムニPBP」や、DNA検査によって最適なカウンセリングを提供する「Beauty DNA Program」といったデジタルサービスのあり方を突き詰め、生涯にわたってお客様に寄り添える関係性を築いていくこと。社内に向けては、AIなどを活用した業務効率化を実現すること。さまざまな事業が抱える課題をクリアしながら、資生堂の先進的な成長を支えるイネーブラーが、私たちDX本部なのです。


BE THE
BEST FIT
どんな人に向いている?
デジタルに携わるうちに気づいたことがあります。自分の専門領域だけをこなして、あとは別の誰かにバトンタッチする「リレー形式」では、いい仕事は絶対にできない。DXとは、突き詰めればビジネスそのもののトランスフォーメーションへの貢献です。その高いハードルを越えるには、関わる全員の問題意識や課題認識の共有と目的に貢献する高い志が問われます。担当する領域に責任を持つのはもちろん、それだけに囚われずに一人ひとりが専門的な知見を持ち寄り意見をぶつけていく。そのことで初めて、プロジェクトはゴールに近づく。だからこそ資生堂インタラクティブビューティーでは、所属するグループに閉じこもるのではなく、専門性の異なるメンバーがあちこちから集まった混成チームで仕事を進めるのが主流です。このスタイルを楽しめる方ならきっと、資生堂インタラクティブビューティーでの仕事を楽しめるはずです。
もう一つ、お客様にすばらしいビューティー体験をお届けすることにワクワクできる方であってほしいと思っています。デジタルによって形は変わっても、資生堂が取り組んできたことの本質は決して変わることがありません。たとえば、今はオンラインに移行しつつあるパーソナライズされたカウンセリングも、昔から店頭で行われていること。言い換えれば、資生堂は絶えずCRMに取り組みつつ、お客様に寄り添う姿勢を一貫させてきたのです。その姿勢を絶対の共通項としながら、さまざまな価値観を持つ人が集まり、DXを通じて化学反応を起こす。そのことが、資生堂インタラクティブビューティーをさらに強くするのだと信じています。
WHAT'S
FULFILLING
感じられるやりがいとは?
DX本部は、集合知の組織でありたいと思っています。突き抜けた得意分野を持つメンバーが集まり、それぞれの力を活かし合うことで組織の限界を押し拡げる。そのためにはまず、能力を伸ばす環境が十分に用意されていることが必要です。資生堂インタラクティブビューティーには、豊富な挑戦の機会があります。アクセンチュア社のナレッジやノウハウを活用したデジタル人材を育成する体制も備えています。また、自分とは専門分野が異なる相手とコミュニケーションを重ねるうちに、視野の広がりを実感することもできるでしょう。
こうした環境がもたらす成長の先には、頼られる嬉しさが待っています。資生堂インタラクティブビューティーは、資生堂のさまざまな事業の課題を解決する、いわば自己目標ならぬ「他己目標」を叶えていく戦略子会社です。事業が抱える悩みをデジタルの力でクリアし、喜んでもらえた時にメンバーが浮かべる、はにかんだような表情。それを見ればメンバーのやりがいははっきりと伝わってきますし、私にとっても本当に嬉しい瞬間です。


IPPEI OGURA
1994年資生堂入社。営業を経て2010年より総合美容サイト「ワタシプラス」開発部門へ。商品マスターや画面開発、EC運営を担当。23年よりデジタル戦略構築、CX、アナリティクス、データ活用等のチームを率いる。2024年7月、DX本部長に就任。